2009/06/06

     雨の音を聴きながら


"Blue Planet Sky" by James Turrel(ジェームズ・タレル
天井抜けてる感が〇 タレル作品は 哲学的空間です。
雨の季節に金沢の美術館を ふと思い出しましたので この一枚
セレクトしてみました。 ”雨を楽しむ天窓”であり”月や星を楽しむ
窓”にもなりますよね 一刻一刻の移り変わりを感じることができた
気がします。 積極的に雨の音を楽しむものは、水琴窟やなんかも
ありますけれど季節毎の庭の音ってのも 忘れている感覚ではないか
とおもうのです。以前S氏より「秋の庭の音ってわかるか」といわれ
秋の庭なら紅葉ですかと答えると 「いや庭の音だ」と。
つまり枯葉がカサカサしていたり、秋の虫が鳴いていたり、その
いろんなものが積もった庭に降る雨の音だったり というんです。
なるほど庭の音をシャットアウトするような家に住んでいるのだと。
同様に雨の音も、風の音も、・・・・・・
どうしたって感性鈍くなるようなつくりの家になっちゃっているんです。
あったかくて頑丈で▲〇〇デシベル防音効果がある気密性の高い
部屋は、反対に 秋の庭の音と春の庭の音の違いがわからなく
なっています。
ずっと音を聞いていたくなる ”部屋”空間”を考えますと・・・どんな
でしょう。 どなたかアイディアや意見等、一言いただければ幸甚です。

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